■売る方がよいケース・貸す方がよいケース
家を売る方が良いか、それとも貸す方が良いかはケースによって異なります。
よくある相談事例に当てはめて、相談事例ごとに売るか貸すかどちらが良いのか検討します。
売るか貸すかで迷ったら、以下の相談事例のどれに状況が近いか考え、判断の参考にしてください。
相談①転勤先に引っ越すことになって家が不要になった
転勤先が遠方で現在の家に住み続けることが難しくなり、貸すか売るか迷っているという相談でした。
この相談ケースでは転勤の期間が2年と決まっており、2年後には今の家に戻りたいという希望もありました。
2年後に戻る予定がある場合に貸すか売るかで迷ったら、家に再び住める貸す方法の方が良いと考えられます。
相談②家族の都合で引っ越すことになり家が不要になった
家族は在宅ワークが多くなったため、あえて居住地域にこだわる必要がなくなりました。
別の地域に引っ越して暮らそうと家族の意見がまとまりました。
現在の家から新しい家に引っ越し、ずっと転居先で暮らす予定です。
このようなケースでは転居前の家に住む予定はないため、売るか貸すかで迷ったら売却を選択することが考えられます。
売却金を新しい家の購入資金にすることも可能です。
相談③家を相続するが処分に困っている
相続した家を売るか貸すかで迷っているという相談です。
貸すと収入を得られると聞いて気になっているが、今後住む予定がないため売ることも考えているという相談でした。
売却と賃貸を比較したところ、賃貸では維持管理の際に赤字が出る可能性があることが分かりました。
維持管理の負担もあることから、今後のことも考えて早めに売却した相談事例です。
■売却か賃貸にするかの見極めポイント
家を売るか貸すかで迷ったら、以下の3つのポイントについて自分なりの答えを出してみましょう。
そうすることで、家を売るか貸すかどちらが良いのか判断しやすくなります。
・家を売るか貸すか迷ったら家に今後住む予定があるかを考える
・家を売るか貸すか迷ったら家を今後使う予定があるかを考える
・家を売るか貸すか迷ったら売却と賃貸で赤字か黒字かを比較する
家に今後住む予定がある場合や使う予定がある場合は、売却すると使うことも住むこともできません。
貸す選択肢の場合は、ただ収入を得られるだけではなく、維持管理といった負担が発生することも考慮する必要があります。
貸すか売るかで迷ったら、貸した場合と売った場合の赤字・黒字・メリット・デメリットなども比較して決めることが重要です。
■最後に
家を売るか貸すか迷っているなら、相談事例を参考にする方法があります。
当社は多くの不動産を扱ってきましたので、相談事例が豊富です。
売るか貸すか迷っているときは、プロの視点でアドバイスできます。
売却か賃貸か迷っているときの見極めポイントについても、当社に相談して一緒に考えてみませんか。
家を売るか貸すかで迷ったら、アレスホームへお気軽にご相談ください。